よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

勝負師の親にはなれぬあっぱっぱ

    ⁂   夏雲や徒でたずねる室戸岬     夏空
    ⁂   かなかなと寄せては返す波のごと    かなかな
    ⁂   切手置く煙草屋容赦なき西日    「き」
    ⁂   お扇子を挟むお太鼓ぽんと打つ    扇子
    ⁂   鳥よけの空缶光る日の盛り    日の盛り
    ⁂   夏潮や遥かに鯨咆哮す    夏潮
    ⁂   将棋さす声の洩れくる葭簀かな   「し」
しりとりはここまでで今日はストップ。作ろうと思えば駄句が生まれるであろうが。


四時。まだ暑い。
テレビでは相撲の中継が始まっている。
何と、日本の力士たちは国民の期待を裏切るのが上手いのだろう。
又、優勝は逃がすし横綱もに逃げていってしまった。
場所が終わると、滝にでも打たれて、のみの心臓をせめてもっと大きい兜虫の心臓くらいに大きくしたら。。。
稀勢の里が土俵下で、半眼にして、出番を待つ顔がテレビに映しだされた。
いい顔をしていると思った。
弥勒菩薩のお顔に見えた。
頬がふっくらとして、唇の形が良い。
勝負師の顔にはとても見えなかった。
本当に仏さまのお顔に見えた。
アアアアー。


もう栗がこんなに大きくなっている湖畔の道。
秋がすぐそこ来ている。


     
     ⁂   扇風機の風は嫌いよ猫消える
     ⁂   ついさつきまでの蝉時雨はどこに



かなかなや入り日に翳る湖の径

    🌌   朝顔や余白の多き日記帳

    🌌   溶けてゆくアイスクリーンよ初デイト

    🌌   冷奴無色無臭の吾人生

    🌌   海開く弓なりの浜松二千

    🌌   街宣車蝉一斉に飛びたてり

午前中に投句したしりとり句。

これ以上労力は浪費しないことに決めている。

しりとりはここまで。


散歩の途中に始めて見た。

秋になると、団栗の実をつける木。

この赤い丸い実?これは何であろうか?

この木の辺りには、これより高い木、合歓があった。

合歓の木が落とした実が柏の葉の上に落ちているのかと思った。違うようだ。

何だろう?

鳥の糞か?

寄生虫の卵? 5ミリ~7ミリの大きさである。

何だろう?

ダム湖を巡る遊歩道でふと、この不思議なものを見た。

一本の木だけではなく、二、三本同じ状態の木がある。

びっしりと一枚の葉の上に並んでいるのもあれば、三、四個散らばっている葉。

はて、さて何でしょうか?


    🌌   傘煽る湖わたりくる風涼し

    🌌   巻貝のごと新松子鳩鳴ける


 




瀬戸芸 夏の部

夏の瀬戸芸が始まっている。

サンポートに飾られている台湾のオブジェ。

夏の空に向かって羽搏いている二羽の鳥。

よく見れば、その場で気が付かなかったが真ん中の青い部分はトー音記号だ。

   

    🌟   🌟   🌟   🌟   🌟

    🌌   ハミングのチルチルミチル虹が立つ   ムムム、、、、、

    🌌   雑魚寝して初恋談義夏の空

    🌌   白装束の誰彼に合ふ昼寝覚

    🌌   顔洗ふ夏の草食み吐いて猫

    🌌   朝顔や新聞の裏面テレビ欄    リズムが悪い

    🌌   鬼やんまみるみる海に消へにけり

    🌌   朝曇湖畔に並ぶ貸しボート   類想

    🌌   奏でゐる異国の楽器風涼し

    🌌   カンナ燃ゆひとっこ見えぬ漁港かな

    🌌   銅像の暑く見えけり菊池寛   怒るな 太って暑そう


今日はサンポートとデパートへ行く。

しりとりを最小限にして、考える時間を有効に。

季語を把握、平明、脳みそに限界があるゆえ、難しい。

今日の句は省略がきいているか?説明で無いか。再考も。


夜のテレビ番組に我が師が出演をしていた。

偶然にチャンネルを回すとぱっと画面から飛び出してきた。相変わらずイケメン。

プレバトをその前に見た。

大きな相違がある。

云々は云わない。

我が師がでっかく見えた。

   

いやーなこと

「女」を前面に出して
おんな オンナ 女 とおんなを強調する発言を何回聞いたことか。
それを聞いて、(このおんな 嫌だな~)と思っていた。


今度は
「病み上がりが。。。。」
一回、病気をすると、快復しても、社会に出て活躍ができないかって。


「女」
発言については、私も言う資格がある。
日本で一番「女性が働きやすい職場」で元気な時に働いていた。

老若男女、この会社の名を知らぬものはいない職場。
自分がブスだから発言資格がある。
人事は、飲み会で決まっていた。
愛嬌のある美人で上司の男性に媚びをうるのが上手いのが上に上ってゆく。
男性上司が
「小股の切れ上がったイイ女~」
と同僚のことを称賛する言葉?をお茶席で言葉にする野郎。イヤーな感じ。
今だと、セクハラで問題になることを、一杯見聞きした。
だから、「おんな」を前面に出す女を見ると嫌悪を感じる。


「病み上がり、、、」
がどうして攻撃材料になるのか?
この、媚売り女が口にできるのか、、?
私は、20数年前に、インターヘェロン の治療をした。
その頃は、C型肝炎を口にすると、会社や、周囲から嫌われるから、黙って隠す風潮が社会にあった。
入院をして治療をやった。
最後は歩けなくなり、トイレに独りでゆけなくなるような、副作用があった。
半年の治療のおかげで、元気とはこんなことと、生まれて初めて普通の健康をしみじみと味わった。


「病み上がり、、、」こんな発言をする人、弱者の気持ちがわからない女がどうして政治家の資質があろうか?


元気だったり、病気になったり、起伏の多い一生だったと思っている。


誰にでもある健康問題。

自分も病気をやってみろよ。


身をもって経験した私だから、書く資格があると思っている。


薬でエイズに感染した、参議院議員の方にこの言葉を発してみろよ。



別に怒って、書くことでもないか、、、

しかし、この前から腹にすえかねている、この女。


           🍒   鬼百合は真黒き蘂でありにける


     🌟   🌟   🌟   🌟   🌟

   🌌   青い海から風がくる夏館     夏館

   🌌   蝉時雨避暑地のごとく朝から    蝉

   🌌   さるすべりコーラスに明け暮れる日々    「さ」

   🌌   耳の芯射しくる蝉の時雨かな    蝉

           🌌   夕顔やいりこの出汁をとる匂    夕顔 

          🌌   短か夜や電話それともメール待つ   短夜

          🌌   月涼し眉を描きたるやうな山    「つ」


ピエロの鼻は真っ赤か

四、五日身体の調子が悪かった。

昨日は、まともにと思えもう大丈夫だと思っていが安心していたのもつかの間、今日も本調子ではないようだ。


栗林公園のジョージ ナカシマの家具の事は、  hahananakoko   に少し書いた。

考えることがあり、しりとり俳句は半分はお休みにする。

独りで、ひとり吟行を重さねたり、プレバトを真似て写真から、俳句をつくるのは、無理だと思えてきた。

結社の主宰の出した、本を読んでいる。

読み進む間に勉強不足が見えてくる。初心にかえらなければとつくづく思っている。

ひとりよがりになって、多くつくればよいと頭の体操、これも良いが、勉強の底が浅いようだ。

自選が難しく、良いと思えた句も他人さんに指摘されて欠点がみえる。

自選、ひとり吟行には、限界がある。


さるすべりの季節になった。

    ⛵   百日紅コーラスに精出す頃も


中学校の夏休みは、二学期になると催されるコーラス大会の練習にはげんだ。

校門をくぐると、さるすべりの花が咲いていた。

ふっと思い出した。


    ⛵   さるすべり塀の崩れを猫通る


    ⛵   はじけるよう紅い絵手紙さるすべり


    ⛵   さるすべり見猿聞か猿言は猿ぞ


    ⛵   さるすべりピエロの鼻の真つ赤か


    ⛵   一握の砂を枕の三尺寝

        貧しい啄木の詩集と極楽トンボの取り合わせ、三尺寝が理屈っぽ

        すぎる。と判っているんだが、、、、


    ⛵   米撒いて次に神酒を海開く


暑い これで置こうと。。