よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

    楸 (きささげ)

               


    🐇    緑陰は楸の花の良き香して


 楸は ノウゼンカズラ科の落葉高木。
葉は桐の葉に似、初夏に管状の花を開き きささげに似た実をつける。
奈良の唐招提寺で 初めて見た花。
寺の人に尋ねた。
「この花 初めて見る花ですが 何と云う名前ですか?」
即座に答えが、かえってきた。
「キササゲ」です。
家に帰って、パソコンで調べた。
今頃は 野菜の豆 きささげ のような実を垂らしているであろう。
良き出逢いであった。