よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

  風の盆

               


      🐇      風の盆古里ここにありにけり


 > 八尾は水の美しい坂の町。
どの家も戸を開け放ち、奧の部屋までも見通しであった。
座敷はもとより門口にも客を迎え酌みかわしている姿がほのぼのと郷愁を誘った。
懐かしいものに出会った作者の胸中に古里が蘇ったのである。
こんな選評を書いていただいた。


      🐇      風の盆闇を切りゆく黒半被


      🐇      立山の霊呼びさます風の盆


同時に作った句。