よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

   秋興

              


            🐇     秋興の土産に瀬戸の島一つ


 白石島を訪づれた時か?
あたかも島は秋祭りの最中であった。


連絡船の甲板から船の腹を打つ波しぶきを写した。
暖かくなれば、アートの島と呼ばれている「直島」へ行こうか。


              

 秋興とは、秋の遊びのこと。


    冬きたりならば春とおからじ

          


          🐢     目の癒えるまで冬眠と決めこみぬ  


 殿がいて姫も元気で、昔の事は忘れたが、この写真の頃は、今よりは幸福だったのかな?ぽかぽかと丁度今頃の季節の写真。若い分だけ。


 それから、何年かして、急に眼が悪くなった。
年齢による、白内障か?などと、たかをくくっていた。
眼科を診療して血液検査をすると、
「紹介状を書きますから、すぐ医大に行って下さい」と目の前で医師が医大へ電話をかけて予約を入れている。
「サルコイドーシス、、という 難病です」
初めて聞いた、一度では憶えられない 病名だった。


    🐢    春愁や舌噛みさうな病の名


 夫に手を繋いでもらわなければ、歩けない。目の前はいつも湯気が立っている状態で何も見えない。


検査、手術と一年に七回、入院をした。
蒲団の中で泣いた。


なるようにしかならぬと、悟って人生を開き直った時の句。
夫が代筆をして投句をやった頃。


読書が好きで、テレビにかじりつき、パソコンを打つのが好きで目を酷使していた。
今も。。。
目の酷使とは関係の無い、難病指定の肺からの病気だった。


人に同情をされたくない。病名を書くのは初めての、このブログ。
言葉にして他人にも言ったことは無い。
自分で自分をコントロールし、若い内から病気の問屋みたいな私であるから運命に逆らわず生きてきた。ケセラセラと、、、、


現在は、おかげさまで小康状態、年に二回の肺の検査、眼は二か月に一度の検査になった。




野水仙

      


     🐇     野水仙の荷甲板に水溜り


 昔の映画。現在の中井貴一のお父さんと高峰秀子が出演をした「喜びも悲しみも幾年月」という映画のロケの島がある。
男木島での句。高松港から、20分くらい舟で行く小島に燈台がある。
水仙が燈台までの径に植えられていえう。
今頃は水仙の花が咲いて燈台の辺りは匂いが満ちているであろう。
 連絡舟の甲板にバケツに入った水仙が積み込まれていた。


     🐇    寒茜あやとりほどの瀬戸の橋   

     花枇杷

                          


       🐇    島裏は村ごと廃れ枇杷の花


       🐇    かげろふや小魚泳ぐ舟溜まり


島巡りが好きだ。
どの島も過疎、限界集落に近い。
日当たりの良い場所は島人が植えた果樹が。
どの果樹も手入れをする人が無い。花は咲きっぱなし。実は成りっぱなし。
どこへ行っても淋しい。




     寒厨

          


     🐢    温めある寒の厨よみな起きよ


 例年に比べて、今年の寒さ。
この暖かい瀬戸内の温暖な土地でさえ、何回も雪が積もった。
二階のベランダに積もった雪。
台所のオリーブ油は固まって瓶から出てこない。
湯せんをして使用をした。
味噌汁を炊いて、卵焼きもできる頃、やっと部屋が暖かくなってくる。
みんなとは、夫と可愛い猫ちゃん。


「お早うニャン、ストーブをつけてニャーーン」で一日は始まっている。