よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

   萩枯れる

    


       🐢     白き殻なる蝸牛萩枯るる


 この萩は黄葉していて、枯れるまでは至っていない。
散策をしていて、でで虫が白い殻になっているのを見つけた。
理屈抜きの見たままの景色である。
     2016年11月

  猿威し

    


    🐢    猿を追ひはらふ煙火か紅葉山


ダム湖の径を散歩をしていると、急にに後ろの山で煙火が揚がった。
この辺りには猪と猿がいて、猪にはまだ遭遇をしていないが、猿は時々見かける。


田舎に住んでいるとこんな句も出来るといおうか、散歩の途中で拾った句。    


 

紅葉狩

   

   
  🐇     夫か吾迷子はどちら紅葉狩る


 京都へ紅葉狩に行った。
どこへ行っても人、人の波。
その中で、迷い子の放送が聞こえる。一度や二度ではない。
そんな時、ふと夫の姿を見失った。はては迷子か?
そんな事を詠んだ。

  猪垣

                     


       🐢     猪垣と二段構へぞ威し銃


  里山のどこを歩いても猪垣が作られている。
「電流が通っていますからご用心」と立看板のある猪垣も最近は多くなった。


 この写真を撮った四国村には、昔の山村で構えていた、青石を重ねた猪垣や高く土塀を築いた猪垣が残っている。
いのしし注意の貼紙の向う側に立派な阿波の青石を使った猪垣がある。写っていなかった。


 ダムの周辺の散歩の途中、猪垣があるにもかかわらず、時々 昼花火が揚がる。
猪と猿、双方に利くように。
お百姓と畑を荒らす獣との戦いである。


        


      🐢     寒晴や昼の煙火の揚がりをり

紅葉狩り

          


      🐢     谿紅葉真昼も暗き径下る


 2015年に箕面の紅葉を見に行った折りの句。
真昼も街灯が点いている谿の紅葉。うす暗い径を下って行くと、見事な紅葉。