2017年11月のブログ記事
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🐇 風の磴将棋だたみに萩揺れて 🐇 鋸の目立の音や秋暑し 🐇 幕間の素人歌舞伎ちちろ鳴く 昭和62年の投句があった。 この頃は脚も丈夫。 心臓も達者。
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🐢 白き殻なる蝸牛萩枯るる この萩は黄葉していて、枯れるまでは至っていない。 散策をしていて、でで虫が白い殻になっているのを見つけた。 理屈抜きの見たままの景色である。 2016年11月
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🐢 猿を追ひはらふ煙火か紅葉山 ダム湖の径を散歩をしていると、急にに後ろの山で煙火が揚がった。 この辺りには猪と猿がいて、猪にはまだ遭遇をしていないが、猿は時々見かける。 田舎に住んでいるとこんな句も出来るといおうか、散歩の途中で拾った句。
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🐇 夫か吾迷子はどちら紅葉狩る 🐇 渓深し紅葉の上に紅葉散る 京都へ紅葉狩に行った。 どこへ行っても人、人の波。 その中で、迷い子の放送が聞こえる。一度や二度ではない。 そんな時、ふと夫の姿を見失った。はては迷子か? そんな事を詠んだ。
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🐢 谿紅葉真昼も暗き径下る 2015年に箕面の紅葉を見に行った折りの句。 真昼も街灯が点いている谿の紅葉。うす暗い径を下って行くと、見事な紅葉。