朝鮮戦争の時、加藤清正が持ち帰ったという説があるそうだ。
人の名前かとおもう面白い名前が付いている。
葉が細め艶がある。うつむき加減に咲く滋味な花である。
☆ 浮雲やわびすけの花咲いてゐし 渡辺水巴
> 白い雲と白い侘助の対比。
読んだだけで眼前に情景が浮かんでくる。
大恩の方が亡くなった時に詠んだ。
人の死がこんなに胸にせまり、喪失感が尋常でない。日ごと哀しみがつのってくる。
💌 侘助の咲く初七日を修しけり
💌 侘助や形見の紅い珊瑚玉
💌 侘助や亡き人ゐさふ息づかひ
朝鮮戦争の時、加藤清正が持ち帰ったという説があるそうだ。
人の名前かとおもう面白い名前が付いている。
葉が細め艶がある。うつむき加減に咲く滋味な花である。
☆ 浮雲やわびすけの花咲いてゐし 渡辺水巴
> 白い雲と白い侘助の対比。
読んだだけで眼前に情景が浮かんでくる。
大恩の方が亡くなった時に詠んだ。
人の死がこんなに胸にせまり、喪失感が尋常でない。日ごと哀しみがつのってくる。
💌 侘助の咲く初七日を修しけり
💌 侘助や形見の紅い珊瑚玉
💌 侘助や亡き人ゐさふ息づかひ
日向ぼこ。日向ぼっこ。日向ぼこり。負喧。
☆ 太陽の真正面に日向ぼこ 長谷川櫂
> この平明で易しい言葉、わずか十七文字で日向ぼこを言い得た妙。
な子のしあわせそうな格好。至福の時間であろう。
ぽかぽかとお陽さまの射す部屋で母さまの椅子を占領している。
☆ 負喧をも負心をも亦重ねけり 相生垣瓜人
< 負喧も日向ぼこと同じ季語。難しそうな表現だ。
意味の成り立をしらべたけれどわからない。
恩義のある方との葛藤か、それで亦、心まで萎えてしまった。同じ繰り返しの生きざまだと思っているのかな。をも、をもの繰り返しが心の悩みを深くする。
お日さまはいつもどうりにやさしいけれど。
😹 日向ぼこ去年と何かが違ふてゐ 葉七子
💐 日向ぼこ右脳は何をつかさどる
💌 日向ぼこめいめい持ち来パイプ椅子
真牡蠣。牡蠣田。牡蠣打ち。酢牡蠣。
☆ 牡蠣食べて我が世の残り時間かな 草間時彦
牡蠣は二枚貝の一種。世界中に分布をし、我が国でま昨今は養殖が盛んである。
> 牡蠣好きにとっては、牡蠣のシーズンの到来はまことに嬉しい。
牡蠣を食べて、ああ来年も再来年もこうやって元気であれば良いのにと、、、、
良く解る。解る。
🐢 割れど割れども渦たかき牡蠣の山 葉七子
🐢 牡蠣割りを見たけりゃ午前中にきな 葉七子
🐢 唸るごと大きミキサー牡蠣洗ふ 葉七子
🐢 牡蠣割女昼の支度に帰りけり 葉七子
🐢 志度線や聞くともなしに牡蠣談義 葉七子
昨日は牡蠣小屋の周辺を吟行をする。
身体の調子が悪く少し歩いただけで崩れ込そうになる。
夫に車で迎えに来てもらう。
📨 鳥あまた牡蠣舟窺がひゐたりけり
花の少ない冬の庭に咲く。
高さ30センチくらいの茎の先に少しうつむき加減に咲く。
花弁ではなく、厳密に云うと萼片である。沢山の色がある。
キンポウゲ科の植物にはこのような花が多いそうだ。
☆ クリスマスローズの雪を払いけり 長谷川櫂
> 雪がはらはらと降りクリスマスローズの上に、それとも少し雪の帽子を着ていたのか。そっと手でもって払うとうつむき加減の花が有り難うと言っているように思えた?
我が家の庭はお隣の塀に遮られて日が余り当たらない。
色違いのクリスマスローズの株を何本か植えたけれど、一年は咲いたが、次の年は咲かなかった。それでも、きれいな色を見付けると、何度か求めて植えたけれど土との相性も悪かったのか、お手あげをした。
辛うじて、鉢に植えたのが残った。
💌 クリスマスローズ一鉢玄関に
水仙は酷寒の中でも凛と咲いている。
一重、八重、それに色も豊富である。口紅水仙、喇叭水仙、房咲水仙。等々、、。
水仙はヒガンバナ科水仙属の仲間で外来植物である。
ギリシャ神話の中にでてくる美少年 ナルシッソ の話が有名 である。
☆ 新しき家の見取り図水仙花 長谷川櫂
☆ 甘皮のなかにつぼみて黄水仙 長谷川櫂
最も私が好きなのは白い花びらに黄色の花弁の昔からある水仙である。
💐 水仙の莟退院决まる夫 葉七子
我が家の庭の水仙ま未だ咲いていない。
余り日当たりがよくなく、ひょろひょろと長い茎の水仙が咲く。
毎年のこと。待ちどおしい。