よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

天狗高原

土佐と伊予の県境のカルスト台地。「四国カルスト 天狗高原」

おとずれたのは、何年か前。

八月の末であったが、高原には早い秋の気配がしていた。


深く考えずに、写真を適当に抜粋。

言葉遊び5。7。5。  プレバトまがいの俳句に挑戦。

   

   🎡   初秋の伊予より土佐へ一日旅


   🎡   岩陰に筆竜胆の濃むらさき

   

   🎡   秋の声大宙に手をふりみたる


   🎡   露の世のもしか龍馬の駆けし径


   🎡   爽やかや四国の峰々下に統べ


景を見ているので成立する句。一本立ちができていない。


         🎡   高原の秋の紫陽花雲のうえ


   🎡   紫陽花にやさしき秋の風くる 


この高原へ行ったのは俳句は長く休んでいた頃。

何も考えずに過ごす日々であった。それなりに気の休まっていた。


   🎡   声が声にならぬ山彦秋の雲


   🎡   大岩小岩縫って径を秋の蝶


   🎡   たちまちに霧麓より峠越え 


あくまで、記憶をよみがえらすことと、言葉を引き出す訓練。