よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

ペットロス

名前も犬種も聞いたのだが忘れてしまった。

八才だけ憶えている。

慎を連れて良く行った、今まで何回か犬と出会いブログに書いたダム湖を巡る散歩道。


ペットロスなる言葉があるそうだ。

な子がいなかったら、私もペットロスになっていたかもわからない。

ワンちゃんを見ると、今でも 慎のことを思い出す。

そんなことを思っていたから、色々聞いたのに、このワンちゃんの齢だけ今は、思いだした。


大きい犬だけれど、可愛いい。

綱を外していたが、飼い主の傍に戻って、私を振り返り尻尾を振る。


この森に慎を放してやったことがある。

森の奧深くまで、遊びに入って行った。

帰って来た時は首輪も綱も無くしていたことがあった。

  

    🐩  亡き犬が手招きをする夏の森


    🐩  緑陰に亡き犬の名を呼んでみる


    🐩  朧かな亡き犬さまよふ森の奥


慎は躾が出来ていなかった。天心爛漫の若武者のような犬であった。

軽いペットロスかな。涙が出てくる。

このページには句は載せないと決めていたのに。