馬日
馬日とは六日のこと。六日年 とも云う。
初句会に出て席題に「馬日」とだされると。即座に何人の人が理解をするであろうか。
季語としての 六日 の印象は、三日とか、七日に比べると不鮮明な印象でしかない。
☆ 六日はや睦月は古りぬ雨と風 内藤鳴雪
鳴雪は子規の弟子で、豊かな学識と古典的格式を持つ句を残した。
☆ 雀子や走りなれたる鬼瓦 内藤鳴雪
よく知られている句。
六日と取りたてて云うほどのない、まことに新年が明けてからのこれから過ごす通過点に一日でしかない。
昨日利用した栗林公園北口駅。
午前11時頃。
山へ登っていてもう降りるのであろうか人をみつけた。
昨今の健康志向の方は一日たりと、決めた健康作りは守っているような気がした。
💌 足取り軽く磴下る人馬日かな
💌 幟打つ風の冷たき六日年
💌 公園の溝掃ひてゐる六日かな
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