よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

豌豆の花

     ☆    豌豆の花の飛ばんと風の中    勝又一透


豌豆の花の季語は 「春」
しかし今咲いているのは、れっきとした豌豆の花。


> 強い風を受けて必死に咲いている豆の花。けなげだ。
冬から春先にかけては、風の強さが定まらない。


讃岐は温かい地方。
もうあち、こちで矢来に組んだ竹にはわせていたり、丈夫そうな網にからませている豌豆の花を見かける。



スイトピーと全く同じ。
少しちいさいかしら。


    💌    豌豆の花水平線へ船消へる


岬を巡っていると、燧灘の向うから日が上がってくるのに出くわしたことがあった。
朝日を浴びて豌豆の花が咲いていた。


    💌    豆の花一度逢ひたと手紙出す


    💌    豆の花三月見ぬ間に嬰歩く