よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

お留守番

いつもの朝とちがいます。

いつまでも、床の中にいる、母さまが、な子より早く起きていました。

椅子の上で、お目目が覚めたな子が大きなあくびをすると、

母さまが

「な子ちゃんお早う」 と云います。

「ウニャンー お  は よ う」 と応えます。


何だか忙しそうに 父さまもしています。

「父さん な子の餌 頼むー」 と母さまの声。

父さまが、二種類の缶詰とカリカリを、それぞれのお皿三枚に入れてくれています。

「な子ちゃん、おりこうに お留守番しててよ」と

慌ただしく、出かけて行きました。

玄関で母さまが、お隣のおばさまと挨拶をやっています。

「今日は、病院の予約日だから、、、、胃カメラを飲むから、朝が早くって。」

と声がきこえました。


午后、三時半ごろ帰ってきました。

全部、食事はたべました。

窓辺の温かい猫蒲団で、おりこうというより、寝て待っていました。

「な子 な子 ただいま~」の母さまの声に気が付いて、玄関までお迎えに。

抱き上げられて、頭をくしゃくしゃにもまれました。いやだけれど、我慢。

お留守番は、いつものこと、今日は少し時間が長かったようだけど~。わかんない~。