よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

    虚栗   🌰

                 


            🐇     虚栗あうらにやさし踏みつゆく


  虚栗は殻ばかりで、中に実のない栗のこと。
昨日も湖畔の散歩道をゆくと、行く先々にこの栗が落ちていた。
散歩やキャンプに来た人が中味をいただいた?なぞとほほえましく思っていた。


 大きな栗の木を見上げると、枝についている毬栗も大きな口をぽっかりと開き、中には実が入っていないと見てとれる。
人間さまの及ばない場所で、最初から、みなし栗になっている。
この辺りには猿もいる。猿が?さてさてそこまでは私にも解らないが、、、
里山に近く住む子であって、私は町の子だ。


 季語の宝庫みたいな場所に住んでいながら、それを活用し、詠めないが、こんな句も拾うことが、、、二年前の句。