熊谷草
🐢 熊谷草杖借りてゆく森の奥
🐢 ゆらゆらと木漏れ日ありぬ熊谷草
ラン科の多年草。竹薮や山林に自生し群落つくることがある。
花硬が伸びて、淡黄緑質に暗黒紫の斑点のある四弁と、袋状の二弁とからなる大型の花を一つ開く。
その姿を海中に扇を上げて敦盛を呼んでいる「熊谷次郎直実」の、背中の母衣に見立てるてこの名前が付いた。
森の奥に咲いていた熊谷草はフェンスに囲まれて大切に守られていた。
自生の熊谷草は珍しくなっているのであろう。
偶然に出合ってから毎年、見に訪れるが、ちょうど良い時にめぐり合えない。
今年も残念だけれど、咲いていなかった。
カメラに収めることは叶わなかった。
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