よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

鳥曇

                           

鳥曇。鳥風。
雁、鴨などの渡り鳥が春になって北の方に帰って行く頃の曇り空のこと。
この頃の風を鳥風という。


  🐢    鳥くもり入り江に泊まる日本丸    葉七子


小豆島への旅。
日本丸が帆を降ろして停泊をしていた。


慎 を連れての旅であった。
ホテルで一緒の部屋に泊まる。
この顔の憂いを含んだ慎。
我々のベッドの下へ来て 喜んでいたのに、この顔からは想像がしがたい。