よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

冬籠

冬ごもる。雪籠。


冬、寒い外に出ないで家の中で過ごすこと。
身をちぢめて、じっとしているばかりではなく、それなりに屋内の生活を工夫して楽しむ。
雪国はストーブや炉を囲み家族の絆も深まることであろう。


    ☆    目ばかりは達磨に負じ冬籠    来山


> 元気な老が春を待ちながらの矍鑠とし気合がはいっている。


    ☆    読みちらし書きちらしつつ冬籠    山口青邨


> どこにでも誰にでもある一齣。


    🐢    目の薬あびるほどさし冬ごもり    むめ


悲しかった。目を患って外を歩く時は夫に手を引いてもらわなければ一歩も前に進めない。手術を待つ間も手術が終わってからも、二時間おきに何書類もの目薬をさした。


今も医大と手をきれない難病指定の舌を噛みそうな病名、、、、だがこうやってパソコンを打てる。読書もできる。手芸もぼちぼちとやっている。
お日様が射す暖かい部屋での冬籠りはそれなりに趣味などをを楽しめば結構よいものだ。