よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

冬かもめ

海鳥の中では最も良く知れた鳥である。
種類も多く、全国どこででも見ることができる。
どこにでもいつでもいる鳥であり、無季であったので「冬鴎」と冬の季語にしたそうである。


     ☆    沖荒るる日の揚げ舟に冬かもめ    鈴木しげを


> 北風が強く舟を出しての漁を見合わせている。
大な波が防波堤を叩く。カモメが群かたまっている。


今日は鳴門へ食事に。
活き魚専門の大衆食堂に。
土曜日であったから、ひっきりなしに客が出入りをする盛況ぶりであった。


      💌    冬鴎捨てた故郷すぐそこに


      💌    鴎舞ふ海風に凍りさうなる手


      💌    冬かもめ海峡に風力発電塔


      💌    帰り来る沖の舟待つ冬かもめ 


      💌    人に慣れたる漁港の冬かもめ


      💌    冬かもめカメラ持つ手のちぎれさう


  

今日の吟行句だ。
鴎の写真を撮ろうと近づいても平気なかもめ達。