よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

ポケモンを狩る人屯す秋の提

今日は久しぶりの上天気。
秋暑しといったところなので、サンポートの散策は躊躇していたが気がつけば夫の車はここへ向かって走っていた。
正面は鬼ヶ島。白い燈台が見える。


     ⛵    秋日傘潮風をうけ立話


     ⛵    秋日傘かしげ魚臭にむせてをり


     ⛵    秋日濃し手庇に見る鬼ヶ島


     ⛵    うろこ雲女木島航路は赤い船



海にはヨットが沢山。青春の真っ盛り。


     ⛵    秋興や松の根方に一ト家族


     🚢    ポケモンにくぎ付け老若秋うらら


ここ親水防波堤は、釣りをする人も大勢きていて釣り糸をたれている。


      ⛵    秋旱オキアミ異臭放ちをり


      ⛵    鰡とべりきらめく光の粒や粒



      🚢    色変へぬ松仲よしの兄弟
             兄弟は他人の始まりと云う諺も


      ⛵    性格の違ふ双子や新松子
     
おおぜいの人があちらこちらでスマホを片手に真剣な顔で行ったり戻ったり。
ここサンポート、にポケモンが出現したそうだ。老若男女、私のような白髪の混じった方も余裕のない表情で小走りに燈台の方に向かっている。

犬のお散歩中の人も、、、この方は単に愛犬とお散歩。

みなさん強面で声をかけにくいのだけれど、犬の写真は快く撮らせてくれる。


ここは休憩所件洗面所の場所。ここも満員。
サンポートの 親水防波堤は市民の憩いの場所。
ポケモンが出現してこのような社会現象が起こるとは想像をしたであろうか?
平和だな~。
遅ればせながら、私もスマホにとりこもうかな~。


        ⛵    とある日の秋雲のせて赤燈台


        ⛵    十字架のやう白鳥の飛ぶ秋の海