よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

小半日蓮の沼の辺たもとほる 

栗林公園の蓮沼に咲いた蓮。

水面から高く拔きん出た茎の先に咲く蓮の花。

蓮と、睡蓮の区別がつかないと言う人が何人かいたが、何故、何故。


   🌻   蓮の花匂ふ風筋いくつある


   ✾   蜻蛉の愛す蓮の一つぼみ

    🌹   蓮咲く浄土にゐます母想ふ


    ✾   蓮畑に蓮の青い実二つ三つ


 

   🌹   蓮散りて重なりありぬ蓮の葉


   🌹   遠くゆく人蓮の葉に見え隠れ


   🌹   幾たびも蓮見の人と逢ひにけり


今日の失敗のまき。

写真を撮っていて、草むらの小さな穴に足をとられて、転んでしまった。

ああ、この二、三日、肉体的についていない。

昨日は早々と夏負け。

今日は調子が良かったので、公園に行き、この失敗。

足首に力が入らぬ。痛い。

やせ我慢をしているが、痛い。あああ、トホホ。


   ✾   日盛やしなだれをりぬ鳩に人


   ✾   蜘蛛の囲のごときひねくれ松の影


   🌻   木の下にここにあすこの梅雨茸


   🌺   吾のまぼろし永代橋の黒日傘


これが、区別がつかぬ睡蓮です。

睡蓮の花の命は長いようだ。

もう一ヵ月近く咲いている。

少し花が小さくなった感じはする。


頭の体操ここまで。

明日頑張るぞ。