よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

小春日の釣堀に人集ひをり

暖かい十一月。
中旬になっているのにぽかぽか陽気。
小六月の云いまわしがぴったりの日和である。


いくばく?いいえかなり高い金額を払って釣りを楽しんでいる人々。
      
      🎀    太公望腕まくりゐる小春かな


      🎀    波音のかすかかすかに小春凪      



カモメがここは、私達の遊び場所とばかり泳いでいる。
のんびりと、ここの海、独特のこせこせしていない泳ぎっぷり。
のんびりと、ゆるやかに。


     🎀    水鳥やところかまはわず釣の堀


     🎀    水鳥の水脈美しくありにけり



昨日の朝の な子。
ベランダに出て行って帰って来ない。
窓を開けてとおねだりされた。
窓を開くやいなや、庭にとび出して草を食べていた。
それで、家に入れると、部屋のどこ、ここ構わず食べたものを吐くのでしばらくベランダから部屋に入れなかった。
うろうろと、早くお家に入れてと窓の傍にきていた。


今朝はパソコンを打っている、私の膝から降りようとしない。
喉を鳴らしている。
ああ、膝から跳び降りた。
前かがみでパソコンを打っている膝では窮屈でしょ。


     🎀    絨毯や陽だまりみつけ猫の昼


     🎀    絨毯にカーテンの影揺るる窓


     🎀    膝掛のパッチワークや小六月