よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

確と記憶に甘き匂ひの葛の花

    🌴   紫の山の借景秋の雲


昨日の栗林公園の景。


八月も今日で終わり。
来月にもう一度、手術があるけれど、一応落ち着いた。
良かった。
今日も、ダム湖へ散歩に。
一時間ほどぶらぶらとダムの周りを歩いた。
胸の痛みは消えているのだけれど、頭が痒い。
足の先が痺れている。
悪いところを探せばきりがない。


    🌴    カメラ構えをれば足下に鉦叩


    🌴    行く夏のテント張りある湖畔かな


    🌴    ランナーにコブシの朱い実のはぢけ


    🌴    片岸の翳る湖畔や八月尽


    🌴    秋旱おちこち転げ虚栗


    🌴    山荘のカーテン揺るる烏うり


記憶のあるうちに今日の吟行句。
投稿となると考えて考えて作句できぬのに、メモのような句はいくらでも湧いてくる。


コブシの実。
これは 莢。
はぢけて朱い実が出てくるのもまじかだ。


    🌴    大いなる命抱きて辛夷の実