よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

若草から   NO  6

 🐢    牡蠣割りを見たけれや午前中にきな     
             牡蠣屋のご主人が言ってくれる。


  ★       牡蠣小屋や生コン工場のごとき音


  ★       牡蠣洗ふ大きミキサー唸るをり


  ★      お日さまのご機嫌よくて牡蠣豊か
      
  ★   牡蠣舟のエンジン軽く帰りく


  
    
この辺り、漁師町の方々、男氣があって、皆さん明るい人達。目上を大切に働いていらっしゃる。
お天気の良い日に、食事がてら、牡蠣小屋が並ぶ海岸通りへ行く目的を見つけた。
(*^▽^*)


       ☆彡    白々し師走の閻魔さまなれる


       ☆彡    襟つかし舞妓寒空来たりけり


       ☆彡    金銀の星の点滅聖樹の街



          彡       数え日の見るでもなく手見てをりぬ
            
          彡       影冴ゆる二人に明日なき別れ


          彡       夫婦して白味噌が好き蕪汁


          彡       菜の花がもう咲いてゐる麻植郡


     
          ⁂       お局のをらね女子会河豚汁