よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

何も考えていなかった

慎 と な子

デッキで一緒にお昼寝。

慎は、毛が生えふいていて、お目目が、毛に隠れている。

なぜだか、二匹の犬と猫は こんなふうに近くで寝ている。

仲が良いと一応はいえるのか?


こんな幸せな日はもう帰って来ない。

此のときは、慎がいて な子がいるのは、あたりまえと思っていた。

慎 が亡くなって、この喪失感。いつまで続くのだろうか?

な子 が癒してくれているから、忘れている時が多いのだけれど、

今日も、夫と二人、散歩をしながら、慎 の話題ばかり。

ここで、慎 が畑に落ちたとか、

首を三回かしげて、「何」「どっち」

と、岐れ径で、聞くような可愛い仕草のことを、云い合いながら歩く。


慎 は人気ものだった。

近所では、あまりいない犬種だったから、目だっていたのだ。

買物をする間、スーパーのベンチやポールに繋いで、待たせていると

いつも誰かに、頭をなぜてもらい、私が買物を終えるまで遊んでもらっていた。

100回のうち99回まで、寂しそうに、一匹で待っていることは、無かった。


図書館だけは、そうで無かった。

誰も見向きをしてくれないのか、30分も待たすと、

「帰ろう 帰ろう」と吠える。

本を読む 静かな場所で、吠えさすわけにはゆかず、鳴き声が聞こえると、待たすのは限界だなと、図書館から出て行く。

私を見つけると、尻尾がちぎれるくらい振る。


な子 がパソコンを打っている、後ろに来て、「ウ ウニヤー」

慎 のことは今夜は、ここまで、

な子 なにがしたいの?どうするの?





蒲団干し

  

ものいわずの畑に咲きかけた苺の白い花。まだ株に一、二輪づつ花を付けている。

夫が干してくれていた、蒲団を入れた。

蒲団を干してゆくから、もし入れることができたたら、ベットの上に置いてて、と云って出かけた。

私は罰当たり人間。

毎日、家にいて、お天気が良いと、夫は蒲団を干す。

何かに取りつかれたように、必ず。

毎晩、暖かい蒲団で眠るのは、ほんに極楽、極楽。

なのに、当たり前のことと思って今まで、感謝の言葉をかけたことが無い。


今日は夫が干して出かけた蒲団を二時になったから、ベランダから、部屋に入れた。

ベットメーキングの大変さに気がつく。

二人の蒲団の皺を伸ばして、、、、、


そうこうしていると、夫が帰ってくる。

私のやった、ベットの蒲団は、夫のと、私のが、てれこになっていると。直している。

有難いことだ。

早く帰って、蒲団を部屋に入れなくてはと、急いで帰って来たと云う。

蒲団乾燥機もある。が、、、お陽さまのふかふか暖かいのは芯から、暖かい。


健康優良児の夫は、九時半、もうお蒲団にもぐっている。

おやすみなさい。

ああもう行けない

女はいやだ。

一番に自分が嫌だ。

今日の会合。

参加したことが間違い。

態度と言葉に諸にでてくる。

私、本をとっていない。

やんわりと、ここへ来るのはまちがいですと、諭された。

もう、彼女らの世界「かかかいいい」

とは、縁がないのだから、とやさしく云われたのだった。これに気が付かない

私って馬鹿ね。。。


彼女は全国的に物議をかまされていることは、気が付いていない。

それは、私にも自分の知らない所で何を云われているか判らないが。。。。

彼女ほど、私は大者ではないし。

「第二芸術」以下だなぞと、先生はけなされていて、

自分がその対象者の一人だってことは、全く知らないだろう。


今日、のこのこ出かけて云った私も私だけれど、

女 はいやだなあ~。本性が現れてきた。


ヨットが出ていた。

暖かくなったから、大学のヨット部の練習だろう。

ここからの景色はいつ見ても楽しい。

春風邪

春の風邪を引いたらしい。

寒い冬が終わって、春になっているのに。

三寒四温、寒むかったり、暖かったり定まらぬ気候の変化についてゆかれなかったみたい。

三月も半分終わったのに、風邪だなんて。


今日は春霞か?霧か、北の窓からは島影がぼんやりとしている。

牡蠣の筏がこんなにあったなんて、写真を撮るまで気がつかなかった。

海岸から近くに設置していたんだ。


我が家の約束ごと。

朝は、めいめいに何時に起きても良いこと。

夫は、健康優良児。夜は九時に床に入る。朝は六時起床。

私は、十時くらいまではテレビを観る。それから、パソコンを打つ。日にちの変わる時間まで、ごそごそとやっている。

朝はおのずから、目が覚めない。

それで

「もう晩年なのだから、私は眠るのくらい、自由にする。好きな時

寝て好きな時起きる。」と宣言をした。

朝の食事の支度は夫がしている。

簡単な昼餉と、手の込んだ夕食は私の役目。快適だ、お互いさまに。

うまい具合に事は運び、波風もたたず、毎日は過ぎていっている。


今朝は な子 が

「母さん、起きな、」

とベッドの傍まできて、大きな声で挨拶。

夫は

「病院へ行ってきます~」

と、予約の泌尿器科の検診に出かけていった。


春の風邪で、くしゃみと、水洟がでる。いやだ、いやだ。



はじめまして 「な子」で~す。

幸せです。今日は暖かい。


ベランダに出ました。

なかなか 母さんが、私が外に出たいと、うろうろとしているのに

気が付いてくれません。

やっと、ベランダに出る窓を開けてくれました。

慎ちゃん の小屋を覗きに行きました。

も慎ちゃん の匂いはするのだけれど、いつ覗いても、慎ちゃん は

おりません。

小屋がベランダの隅にででんと置かれています。

想い出がいっぱいつまっているらしく、始末をしないでいます。


私は、父さんと、母さんの愛情をひとりじめにしています。

「可愛い、カワイイ、かわい~い」

一日に何度この言葉をきくことでしょう。

お腹いっぱいです。

少し、ねむります。