よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

平平凡凡

な子は退屈です~。


朝から、美味しい食事をいただいていないからちょっぴり不満がつのっています。

私に好きな、かまぼこや シラス干しを母さまが、きらしているのです。

身体の良い、病院から、買ってきている、カリカリはあまり美味しくな~い。

好きな美味しい缶詰も目下無いみたい。

年齢用の缶詰も、少しあきちゃったの。

「ああ、これか」

と、お皿に入れてくれても、今いち。

「な子は、グルメ猫ね~。ほんとうに困っちゃう。」

母さまが、困ったような、呆れた声を出しています。すると、父さまが

「あんたが、な子をそんなようにしてしまったんでしょう」と云っている。

「あああ、今日は B店 へどうしても、連れて行って」と

母さまが父さんに 云っている。

お花見に浮かれて、母さまは私の好物の、あれやこれを、きらしてしまったみたい。


お隣のお兄さんが ボールを蹴っている音がしている。

剣道をしたり、サッカーをやったりお兄さんも大変そうだ。

でも、今が一番、幸せなんですよ。

猫には猫の世界。お兄さんは人間世界。

色々、苦労ありますよ。どこかの高校に入学が決まったよう。

小さい頃はろくろく挨拶もしなかったけれど、それなりに、朝、夕の挨拶は出来るようになったようですね~。お兄さん。


桜も終わり

近くのゴルフ場への道。

ここは、桜の並木が美しく、ちょとした穴場。

ゴルフ関係者しか、通らない。

ここも 慎と 良く散歩した。

瀬戸内海と、市内が眺望できる。

今日は鶯が鳴いていた。

聞こえよがしに耳元で鳴く。

「お上手 お上手」と声をかけてやる。


明日からは又お天気がくづれるそうだ。

雨が降れば、ここの山の桜も お し ま い。

今日を逃せば、、、、夫に連れて行ってもらってよかった。

花に浮かれ、桜に酔い、今年は元気だったから、春を満喫することができた。

桜の花を山や野に訪ね歩き愛でることを「桜狩」と云うそうだ。花見、桜見物とも。

日本には素敵な美しい言葉がある。


最近はさびしいな~

この二、三日 な子はお留守番続きです。

父さま、母さま、な子を置いて出かけてばかり。

車が近くの、スーパーの駐車場まで迎えに来てくれるからと、どこかの街まで桜見物に行ってしまいました。

父さまは車の運転をしなくてよいから、お酒が飲めると嬉しそうです。


今朝の二人のやりとり。

「な子ちゃん、御留守番しててね」

母さまの声がはずんでいます。

「父さん、この洋服どーお」

「綺麗だよ」

父さまがろくに、洋服も見ないで云っています。

「何年も前に作った服よ、憶えてる。」

「あれ、その服自分で縫ったの?」

「そうよ」

「既製服とばかり思ってた、スパットしているから」

お世辞めいたことを父さまは、母さまに云っています。

「昔の服、若い時の。何年もたっている」

お花見の時、少しおしゃれをして着る華やかなお洋服を「花衣」と云うらしいです。

母さまは黒地に小さい花柄のワンピースを着ております。一才くらい若く見えるかな~。二才かな~。


二人の会話を聞いていると、お互いをおもいやっている会話ですが、あまり心ここにあらずの気がします。


な子は、お留守番をした後は、美味しいおやつをご褒美にくれるのを知っています。

お気に入りの椅子でお昼寝をしてお帰りを待ってます。


いってらしゃ~い。

お天気が悪そうだけれど、、、。

芸術って何?

ボタンが天井からぶら下がっている。

廃校舎の天井からぶら下がっている。

紅い、赤い、朱いボタンを ハートの容にして、テグスでぶら下げている。

大さはまちまち。

何千個  と云っていたが、忘れた。

これも アート なんだって。

アートは直感でいいのだ。

これはどんな意味とか、何を訴えているとか小難しく考えなくていい。

古い染みのある、天井と思えぬ。

子供達がここで学んだ歴史は、微塵も見えない。

それもどうでもいい。


これを 製作した人の発想に敬意を表する。

凡人で芸術家で無い私には思いつかない。

それでいい。

でも、何の感動もわかなかった。

私に感性が無い、それでいいじゃん。


芸術祭が終わると、この、いっぱいぱいのボタンどうするんだろう。

興味はそれだけ。心配だな~。 (^。^)y-.。o○

草臥れた

これが、アートだってさ。

そうだよ。アートです。楽しいアートです。

島の人が、漁網を繋いで製作したようだ。


前は、お腹が空いても 食事をする所がなかった。

今回は、浜辺に食事処が二軒できていた。

軽い、うどんとか、茶粥を出している。

沙弥島のナカンダ浜に行くと、アート会場の中にも、食堂が出来ていた。


前回の反省のもとに、だんだんと改善されて結構なことだと思った。


アート作品に取り組んだ人々の町起こしの為に一致団結をして、良かったに違いない。

あらためて見るときれいだな~。

このカーテンみたいな、タペストリーみたいなのを透かすと、海を往来している。舟が見える。


沢山の人でにぎわっていた。

でも、今日は歩きすぎて草臥れた。

齢を感じる。こんなことでは、どこえもゆけないよ~。