よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

檜扇

    


      🐇    京の露地檜扇咲かせよそよそし


 そんな気持ちになっただけの京都の露地。
「そんなことおへんよ、いややわあ~」
と、はんなりと浴衣を着こなした女性に言われそう。
京都はあこがれの都です、今も。

      泉

                   


       🌠     泉掬(く)む帯ゐし鈴の鳴りにけり


 昨夜、愚陀仏庵へ投句をしたのを想い出してページを開いた。
一句、選をされていた。選者は八木健氏だ。


昔、NHKに「俳句王国」という番組があり、彼が司会をやっていた20年も昔に、この番組に出たことを想いだした。
鍵和田秞子氏が、メーン選者で出演をしていた。
その時の 兼題が「泉」であった。
私は健氏の句を選した。(句は忘れた)
私の句は何人かに選をしてもらい、一応面目は保たれた。
一句も選をされなかったら恥ずかしいから、知り合いの誰にも、俳句王国に出ることは黙っていた。それでも番組を観ていた知り合いから、じゃんじゃん「良かったね」と電話がかかってきた。


現在は、たまに健氏が選をしている愚陀仏庵句会に投句をする。


(写真は、全国名水百選に選ばれている吉野川市の江川の源流の泉。)



  風の盆

               


      🐇      風の盆古里ここにありにけり


 > 八尾は水の美しい坂の町。
どの家も戸を開け放ち、奧の部屋までも見通しであった。
座敷はもとより門口にも客を迎え酌みかわしている姿がほのぼのと郷愁を誘った。
懐かしいものに出会った作者の胸中に古里が蘇ったのである。
こんな選評を書いていただいた。


      🐇      風の盆闇を切りゆく黒半被


      🐇      立山の霊呼びさます風の盆


同時に作った句。

     涼しい

  


          🐇     これ以上くずせぬ一書涼しかり


 金毘羅宮での蹴鞠。
羅の装束を着た神官たちが「おうりゃ」「とうりゃと」声を交わして動物の皮で出来た楕円の鞠を蹴りあう。

   

 書院に掛かっていた草書のお軸を読むことはできなかった。
涼しい風が書院を吹きぬけていった。

       鷺草

      


       🐇     茎あえか鷺草風に舞ひやまず


       🐇     朝露をはじき鷺草弧を描けり


  鷺草の名前はほんとうに鷺そのものの感じがする。
一度聞けば忘れられぬ名前だ。


『 繊細   、清純 、無垢 、しんの強さ 、神秘 、夢でもあなたを思う。。。』
花言葉を調べると、上記の言葉が。
さてどの言葉が一番心に響くかな。