よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

   阿波踊

   


   🐢    高張を高く先頭踊り来る    葉


             


     🐢    存します踊る阿呆の生身魂    葉


             


     🐢     最終の便に踊子かけ込み来     葉


今でも、よしこののリズムを聞くとそわそわ、落ち着かなくなる。
最近はテレビで阿波踊りの中継がある。
テレビを前に やっとやっとと時には立って踊る。
椅子に座ったまま、手をあげて 「やっとやっと 新町橋までいかんかこいこい」などと口ずさんで踊りに酔いしれる。
どこの地に住んでいる人も 産土の盆踊りに接すると同じように血がさわぐのではないかな。

   黄金虫

     

      (栗林公園に咲く 野かんぞう)


     🐢     部屋中をやみくもにとぶ黄金虫    葉


入院をしていて、今日はネット俳句の締め切りと気がついた。
左手は点滴の管が入っている。
自由になる右手でスマホで投句。何も一句も作れていなかった。


パソコンを打っている時 どこからか部屋にまぎれ込んだ黄金虫が、あっちの壁
こっちの壁に当たりながら、部屋の中を飛んでいたことを思い出し、急遽、句にした。
スマホは宛名、雑多を多く、入れなければ送信がしずらかった。
しかし、火事場で作った句が選に残り ばんばんざい。


恋の句

      


      🐢     恋の予感す白靴をおろしけり     葉


NPO法人「きごさい」(季語と歳時記の会)は、ネット歳時記「きごさい」を中心に季節文化を発信する仕事をしています。その活動はボランティアのみなさんの力で運営されています。
 毎年、国内外で山桜1000万本植樹計画を進めています。植樹場所は国内外の個人、法人、自治体などの所有地です。


協賛として長崎県のハウステンボスに毎年 桜の木 を植樹している。
特選に選ばれた句は プレートに認めて 永久保存をされているらしい。


恋の俳句大賞は年2回、次のとおり実施します。
 【前期】1月末日締め切り、バレンタインデーまでに発表。
 【後期】7月末日締め切り、旧暦の七夕までに発表。
 【選者】趙栄順(チョ・ヨンスン)、長谷川 櫂
 【投句】いつでも受け付けています。下の欄に必要事項を記入して投句してください。投句料は無料、何句でも応募できます。


これを見て、投句をした。
私は 「恋」には無縁だから 欲得なしに素直に詠んで、投句をした。
忘れていたが、入院中は暇であるから、色々と検索をしていて、自分の句であると気が付いた。




    香水

        


     🐢     入院の荷に香水をしのばせて     葉


香水は夏の季語。


使うあてはないけれど、入院の荷を鞄に入れている時に 隅に香水をしのばせた。
無機質な病室で、心に余裕があればいいと思った。


夫が外国へ出張をする。
円を ドル に交換し、帰国の空港で余ったドルでいつも、香水を買ってきた。




    汗

           


      🐢     臍に汗祭囃子の稽古かな     葉


京都の旅館に泊まったことがある。
八坂神社の近くの高級旅館。忘れられない旅である。
もうすぐ 祇園祭という頃である。
食事を終えて 八坂神社の能舞台でやっている祭囃子の稽古を見に行った。
太鼓の楽譜があるなぞとは、素人の私は初めて知ったこと。
子供達が長老達から、一生懸命に撥さばきや、間の執り方を習っていた。
Tシャツでしきりに お腹の辺を拭く。


そしてこの句が生まれた。