2018年9月のブログ記事
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🐇 帚供ふはきだめ地蔵萩こぼる 🐇 魚鼓を打つ照顧脚下の萩の寺 平成元年の句誌から見つけた。 ちょうど萩の季節におとなった故郷の禅の寺。 塵ひとつ無き庭に佇つと身がひきしまる思いがする。
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🐇 秋暑し猫の出でくる休窯 🐇 六尺甕並ぶ陶園蓮は実に 🐇 鶏頭やうす紅おびる素陶干す 🐇 登り窯そびらに小鳥来てをりぬ 🐇 陶器市のぞゐてゆき... 続きをみる
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🐇 夜光虫ニンフ踊つてをりにけり 🐇 夜光虫悩み何でもなつてきし とある島で遊んだ一夜。 宿を10メートルも歩くと夜光虫が泳いでいる海が。 神秘的な美しい海に感激をした。 (昭和63年)
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🐇 掘り尽したる芋畑の地鎮祭 堀り尽くされて、まだ粗々しい土跡の残る芋畑に地鎮祭が行われている。 多分開発による宅地造成かもしれないが、設けられた神籬に白い幣がひるがえり、神官のおごそかな祝詞が奉せられなど、粗々しい畑と対照的な神事の景が感じられる句... 続きをみる
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