よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

ぽかぽかあたか~い

母さまは、あまり外に出ません。

時々外に出た時をすかさず、捉えて、な子は母さまが何をしているのか観察します。

「な子ちゃん~ おりこうさんね~」

いつもの台詞をいいながら、洗濯ものを干しています。

母さま、怒るかも解らないのだけれど、母さまは、洗濯をやるのは好きだけれど、干すのと、取り入れるのは、いつま父さまの役目みたいです。

今日は珍しく母さまが干しています。

パンパンと、洗濯ものをたたいたり、伸ばしたりやっています。

春ですものネ~。

花だ桜と浮かれていないで、少しは家事労働に精を出してね、母さま。


「な子ちゃん、お部屋に入りましょう、野良が来るよ、ほらほら な子ちゃん早く早く」


まんまをもらわなくちゃ。カリカリより、缶詰がいいよ~。


桜の頃

山桜がぽつぽと咲き始めた。

この団地が、山桜の名所?とは、思わなかった。

住んで今年で十年目。

一年の内のほんの十日ほどだけれど、蕾が開き花になり、風に舞う姿、ここに住んでいて、良かったと思う。


マンションの住人が出ていった。この際マンションに帰ろうと、ずいぶん悩んだけれど、荷物が多すぎて、引越しが大変だろうと、ふんぎりがつかなかった。

三ケ月は空いていたが、やっと借りてがあって、ほっとしたとこる。

管理費が馬鹿にならない。入ってくるのと、出てゆくにでは、上、下違ってくる。

どこかで、ストレスになっていた。

二年になるか、三年になるか、わからないけれど、次、空室になった時は帰ろうと思う。

荷物はもう増やせない。

断捨離をして、身軽にならなくては!


団地から見える山桜。

心が浮き浮きとする。

いやなパソコン

R公園の桜。

昨日は、まだ蕾が固く開くまでには、あと二、三日ってところか。


さっきまで綺麗に文章を綴ることができていたのに、「なんとかに不具合が生じました」、メセージが表れて、書いていたブログが消えてしまった。

昨日も同じことが。

いやだ。

簡単そうで、パソコンは難しい。

機械に遊ばれているよう。腹がなつな~もう。


もう今日もこれで中止。

女王さまの な子。

幸せかい?

私がパソコンを打っている、椅子の後ろ側に、母さまのお尻に体をぶつけている。

腹の底から、おねだり言葉

「ウニャアー ウウンー ウウー」

どこから、そんな声がでるの?  な子ちゃん?

団地の総会があります

近所にこんなに綺麗な椿があったとは。


昨日の散歩の途中で見つけた。


遠い所まで、足をのばさなくとも、毎日が何かを発見する散歩道である。

この椿は八重椿。

側溝に落ちた椿で、小流れが紅く染まっている。

こんな景は初めてである。

桜なら花筏と云えよう。この椿の筏は何人が乗っても、沈みはしないであろう。


又、回顧になる。

慎 と良くここを通った。

このように、美しく椿が咲いている時に、通りあわせなかったのだ。


この里に住んで、十年。

今日は、回覧板が回ってきた。

町内会の総会の出欠のお知らせ。新年度になるので、役員の改正があるのだろう。

この里は、終の棲家とは考えていないから、今まで、役員が当たった時だけ、出席。

この団地が生まれた時から住んでいる人が、幅を利かせて、後から入って来た人間の意見には、耳を貸さない。

古い、世間知らずの、この団地が、生まれた時「@@@@のビバリーヒルズ」と呼ばれたそうな、、、その時の「@@@@ビバリーヒルズ」の心地よい呼び名が、忘れられないらしい意識が丸見えの住人達。後から来て、何を言うかのが言葉の節々に出てくる。本当にお目出度い話。むきになって、気まずくなっては、、、。黙して意見は云わぬ。

最初は 慎 が生きている間をここで、、と思っていた。

慎 が亡くなった今、この里をいつ出て行っても良い。便利なマンションに帰ろうと考えている。

総会も今ままでどうりに欠席。

古い人達を相手に、あくびをする会に出たくない。


*町内会費のことでこんなことが

「○ △ さんは、年齢で、町内の清掃に出れません。であるから、もし欠席の場合、三千円の負担金を、免除してあげましょう」と意見。

「それは、駄目でしょう。規約の決まりでしょう。前例になると、これからは、私も、我が家もと、誰も、清掃活動をしなくなりませんか」

私の発言。

町内、三百軒の内、六十歳以上の家が二百軒になっている、高齢者の団地。

あああああああ。年に二回の団地をきれいに掃除をするから、美しく団地は保たれている。

私の意見がとうり、金は払わないと云っていた人は、規約にそった会費を払ったそうな。

規約を、皆さんで考えて、変更すればよいのだ。

だから、総会は欠席。そうかい、そうかいな。





な子は写真きらい

おはようございます。な子です。

   

今日は良いお天気です。

父さんは、病院へ、首をつりにいきました。

首を器会で引っ張って伸ばすことだそうです。

何か窓の外で動くものがいます。

見ていると、母さんがカメラを取り出しました。

「な子 こっち向いて、な子」

としきりに、云っています。

最近、母さんは、私の写真をしきりに撮りたがります。

「な子、こっち向いて、じーとしてて。な子~」

うるさい母さん。

窓の外にはなにがあったか見えませんでした。


ちょと、窓が開いているようだから、デッキを散歩しようかな~。

春風が、匂いを連れてきます。

鼻をぴくぴく動かしていると、すかさず母さんがカメラを構えます。

な子、モデルは嫌い。

「もう~いや~ ニャンニャンナン。」