よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

大き洞あるひょんの木の影涼し

今日は目的を持って、公園を歩いたはずであった。、、、が

青芝、夏芝 に挑戦して、吟行句の勉強と思っていたのではないか。出来なかった👍。


   🐟   片かげり足裏にやさし甃


   🐟   釣殿に殿の気分や波光る


   🐟   人影の見え隠れする泉殿


   🐟   若楓の風に戸をあけ菊掬亭 


   🐟   文庫本緑陰に客を待つ船頭 



    🐟   大巌の陰に入りたる涼み舟


    🐟   弓を張る橋の影ゆく涼み舟


    🐟   遊船の出払ってゐるお舟蔵


わずかの吟行句だ。それでも、行くと何かが心にひっかかる。

芝の句は一句もできなかった。

猫まとふハーブのかほり朝涼し

今日もこのページを利用して、、、、

あえて手入れの届いていない庭を材料にして詠む勉強。

   

   🍌   卯の花の匂ふベランダハーブ摘む


   🍌   甘え鳴き上手な猫よ空木咲く


   🍌   朝はや花付けし茄子見つけけり


   🍌   南天の花青空に布巾干す


   🍌   水中しないか猫よ食ひすぎぞ

      (みずあたり)

   

何とゆきあたりばったりに句ぞ、、、アハハ オホホ

   

散歩の途中で見つけた夏茱萸。


     🍆   夏茱萸や隠れ上手で鬼なけり


     🍆   母恋しうからの恋し茱萸熟るる


     🍆   茱萸の木に登りてをりぬ三毛の猫


     🍆   夏茱萸を一枝挿頭して帰る径


     🍆   夏茱萸や白衣の医師とすれちがふ 


全く、よく出てくるものだ、、、迷句が

まあ時間つぶしだから、、、、、おそまつでした。

十薬の咲く藩侯の下屋敷

公園の石垣に十薬の花が咲いているのを見つけた。

今日はこの写真で頭の体操。

十薬は決して、名園などには似合わぬ、寂しい花である。

しかし、どこでも見かける花。白が清々しい色をしている。

近くに寄って手折りでもしたものなら、臭い匂いが指に移っていつまでも残る。


   💌   十薬や二つ三つ罪誰も持つ


   💌   毛氈の端に十薬や茶碗置く

   

   💌   竹笊に十薬干してひとり棲む


昨日、写真を撮った後、四苦八苦をし、頭をひねったが、一句もつくれなかった。

今朝は何だって。

色々な記憶の底から甦る景が句になった。

室町を散策。早くも枇杷が熟れていた。

ちぎって、食するには、まだか。

  

   💌   室町の名を遺す町枇杷熟るる


   💌   門固く閉めし町並風死せり


   💌   枇杷の実や路地吹く風の薄みどり 


   💌   墓所へゆく片陰続く御成道


 


    💌   病葉の生き生き流る疏水かな

  

    💌   かたまって病葉の散る水の上

薔薇の香を聞くよ船待つ公園に

今年のサンポートの薔薇は素晴らしい。

ドライブで通りかかったのだけれど、夫も私も思わず車を止めて見た。


G7には満開の薔薇は間に合わなかったと思うけれど、多分、このG7にあわせて、公園をいつもより美しく整備したのであろう。

市民にとっては、理由は何であれ、この薔薇の花を見ると、喜ばしいに違いない。


薔薇のアーチをくぐると、全身が匂いに包まれる。


  🌊   薔薇園おとこおんなのなかり愛づ 

     (そうびえん)

  🌊   鍔広の帽子で巡る薔薇の薗



    🌊   真昼間の薔薇園に佇つひとり佇つ


薔薇の俳句を考えているが、、、、駄目、駄目   素直に、、、素直に平明に。

    

    🌊   出航の笛の音響く薔薇の園


    🌊   アーチ潜る薔薇の匂に抱かれて


    🌊   船乗りがゐる薔薇咲かす人がゐる


              🌊   声高に薔薇愛でてゐる漢かな


    🌊   笛残し船遠ざかる白日傘


       


     

   

そんなものか

公園で写生をしていた女性。

お母さんとお姉さんと三人で、公園に薔薇の花を見にきていた。

お姉さんは切り絵がお上手。

妹さんは、スラスラと水彩画を写生していた。

なんだか、すぐにお友達になれた。

桜が実に。

この桜が実になっているのをみて、これが🍒になると信じているのがおかしかった。

さくらんぼと桜の実は、木は桜かもしれないが、種類が違うと説明をする。


こんなものなんだ。興味がないと、桜の実とさくらんぼは同じだと思っている。


    🎀   桜の実声の可愛いい絵描さん


早や、紫陽花が咲いていた。

まだ、この白い紫陽花だけだ。

これから、紫陽花の季節になると思うと嬉しかった。


   🎀   紫陽花や美形の母と娘二人


お母さんは私と同年齢かしら。

家に山桃がもうすぐみのるので、遊びに来てくださいとお誘いをうけた。


あまりにも、この家族と話が長くなったので、夫から、車で待っているとメールが。

駐車場に行くのに、いつものように、方向音痴になり、公園で迷子になった。


   🎀   緑陰へ潮の香運び来る風よ