よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

遠足の子ら帆船に招かるる

な子 ををモチーフの手づくり⏰。

100円ショプで、時計キッドを買ってきて、時計を作った。

なにしろ100円ショップのキッドだから、2年は動いていたが、今は納戸で私達の出入を壁で見守っている。

機会があれば、又、作ろうと思いつつそのままになっている。

直径 30センチほど。丸い厚手のボール紙を土台に な子ちゃんをアップリケした。

可愛く、良く出来たと思っている。簡単にいつでも出来ると思っているから、のびのびに延ばしている。

今日の頭の体操。

小豆島に遊びに行った時、港に帆船の日本丸が停泊をしていた。

帆をあげたのを、見ることはできなかったけれど、この時も 慎ちゃんを連れての旅の途中であった。そんなことが頭の体操 575 になれば良い。


   🗾   オリーブは実に海よりの風に覚め


   🗾   朝曇犬と寝てゐる旅の宿


   🗾   朝凪のエンジェル道路犬駆ける


   🗾   目的のなき旅プールに小半日


犬と一緒に泊まれるホテルは三度目であった。

慎ちゃんは憶えていて、フロントで手続きを済ますやいなや、前に泊った部屋に駆けて行った。


   🗾   老鶯や鏝絵の残る島の路地


   🗾   穴子美味き店に渡船を待ちにけり


   🗾   山清水湧く島札所辿りつく


行きたくなった。夏のリゾートホテルへのんびりと。

慎ちゃんが、あるホテルのホームページを飾っていたこともあったけな~。



      

天狗高原

土佐と伊予の県境のカルスト台地。「四国カルスト 天狗高原」

おとずれたのは、何年か前。

八月の末であったが、高原には早い秋の気配がしていた。


深く考えずに、写真を適当に抜粋。

言葉遊び5。7。5。  プレバトまがいの俳句に挑戦。

   

   🎡   初秋の伊予より土佐へ一日旅


   🎡   岩陰に筆竜胆の濃むらさき

   

   🎡   秋の声大宙に手をふりみたる


   🎡   露の世のもしか龍馬の駆けし径


   🎡   爽やかや四国の峰々下に統べ


景を見ているので成立する句。一本立ちができていない。


         🎡   高原の秋の紫陽花雲のうえ


   🎡   紫陽花にやさしき秋の風くる 


この高原へ行ったのは俳句は長く休んでいた頃。

何も考えずに過ごす日々であった。それなりに気の休まっていた。


   🎡   声が声にならぬ山彦秋の雲


   🎡   大岩小岩縫って径を秋の蝶


   🎡   たちまちに霧麓より峠越え 


あくまで、記憶をよみがえらすことと、言葉を引き出す訓練。

麦の秋ぱらぱらめくる料理本

麦の秋、、好きな言葉である。

亡くなった、原 節子 さんの名作「麦秋」があった。

綺麗な人。芸能界を引退をしてからは、唯の一度も、公に姿を見せなかった、伝説の美女であった。


   🏇   原節子の話なぞして麦の秋


   🏇   かつてありし農繁休暇麦熟るる


昨日、麦の熟れた野をドライブをしながらの夫との会話。

私の育った田舎では、子供の頃、農家の子供が多く、農繁期には学校を休んで家を手伝うクラスメートがいた。


   🏇   一筋の煙はるかに麦の秋


   🏇   麦の秋乾いた風の音がして


   🏇   麦熟るる碁盤のやうな畑の径


女木島の港に モアイ像 が鎮座をしている。

本物の モアイの像である。

写真には写っていないが、横には赤鬼が愛嬌のある顔で並んで沖を行く船や港に入って来る船を見守っている。


以前 イースター島が(度忘れをした)なんらかの、自然災害によって、巨石人形のモアイ像が倒れた。

高松市に本社のある、世界最大級のクレーンメーカーの「タダノ」が自社製品のクレーンで持って、イースター島の倒れたモアイ像を元のように、正常の状態にすることに協力をした。

お礼に本物の モアイ像が 「タダノ」 に贈られた。

その像が女木島の港に設置されている。



    🏇   夕焼雲ふるさと恋ひしモアイ像


    🏇   出船入船人去り人来る夕焼かな


    🏇   モアイ元気よ突堤の灼けてから


    🏇   赤鬼とモアイおしゃべり夏の星


    🏇   鬼の洞窟赤い夏の月照らす


なんのことはない。言葉遊びよ。

今日も、元気です~ (^-。-^)y-゜゜゜

鶯の長鳴きに耳かたむけて

今日は、撮り置きの写真の中から、プレバトを真似て句を作る。

俳句の裾野に貢献をしている、プレバトであるが、あれが良い作句方法ではない。

こうすれば、作れます程度の、アドバイスを教えているとと考えている。

屁理屈は良い。

何を感じるか?あの場所に立った時の記憶をさぐろう。


   🐘   緑陰の風筋にもの想ひけり


   🐘   海しらで公園に老ふ鶯ぞ


   🐘   そまりゐる緑の下に客を待つ


   🐘   風吹いて夏の森騒ありにけり



   🍃   柳散る島に残れる醤油蔵


   🍃   甃に揺るる木の影夏きざす


   🍃   釣瓶井戸蓋をしてある日の盛り


   🍃   汗のシャツ干して木影に飯を食ふ


   🍃   日盛りに来てほの暗き蔵の中


出来ない。心が入っていない。

靑芝に車座組んでさびしかり

これは昨日の写真。

夏の芝で、句を作ろうと意気込んでいたのだけれど、昨日は一句も作くれずじまい。


まるで プレバト みたいだ。

写真を観て、俳句をつくるなんてさ。

まあいいか、勉強だから。


 🐸   駆け出してみたき青芝なりにけり


 🐸   芝に椅子出せり滴る紫雲山


 🐸   青芝をつき進みゆくコックかな  


 🐸   夏芝に昨夜の名残りの酒の瓶


この写真は五日前の、坂出の瀬戸大橋の下の公園。

石のオブジェが、まるで ライオン に見える。

大きな石が ライオンの顔だ。

横に置いた石は胴体。

ライオン が、寝そべって考えごとをしている姿に見える。

慎を想いだす。ここでお弁当を食べた。慎がじっと美味しい物をくれるのを待っていた。



  🐸   亡き犬の想い出つまる夏の芝


  🐸   雲の峰大橋過ぎる電車音


  🐸   青芝に座し潮鳴りを聞きをりぬ


  🐸   人恋の万葉歌碑や夏の萩


  🐸   夏空に向け喫泉の水高く


  🐸   ライオンの姿の巨岩夏の雲


ああああ、五七五にはなった。

あくまでお勉強のノート。

顧みて、何句かを推敲する。はてさて、清書ノートに移せる句は?