よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

大串小串半島は日の盛りなる

我が家から、二、三十分車で走ると瀬戸内海が見える半島がある。

白い燈台がある島は、女木島。鬼ヶ島である。

漁船だろうか?いや何かを運搬する貨物船だ。

小さい舟が、漁船かな。


展望台の反対側に見えるなわ、ワイナリー。

さぬきワイナリーとして、香川大学や第三セクターが生産をしている。

何種類かのワインを生産していて、訪れる度に甘口ワインを買って帰る。


ここのワイナリーの軒に燕が巣を作っている。

軒下にずらりと、巣が二十個は並んでいるだろう。

子燕は見えなかったけれど、燕が飛び交っているから、子育て中には違いない。


我々夫婦のような暇人は少ないらしく、いつ来ても、観光客にを一組かせいぜい二組が、ワインを買っているのを見かけるくらい。

あの、野外劇場も同じ場所にある。

ほんとうに、ここが都会に近かったらどうであろうか?

いつも、もったない、こんな良い場所を利用しないなんて。と思う。


   🎲   燕の巣まるで集合住宅ごと


           🎲   人影に燕はさっと身をひそめ


   🎲   燕の巣から出できしは雀かな

碧落の野外劇場風死せり

我が街の有名な野外劇場。

何が有名かって?。

年に、一度くらいしか、使用されないこと。


慎 がここは大好きだった。

駆けた、駆けた、、、、

躑躅が咲いている辺りの緑の芝を上から下へ。何度も何度も。

呼んでも、帰って来ない。喜んで走り回った。


宝の持ち腐りとは、ここのこと。

昨日も誰にも逢わなかった。

向うに見えるのは、五剣山。

仏さまが寝ている姿に見える。


.

苜蓿の花。

野外劇場から、展望台への坂道に咲いていた。


    ⛵   夏霞海からの風頬にやさし


    🐩   浜昼顔又犬のこと思い出す


    🐞   天道虫連れは飽かずに屈み見て


    ⛵   金鶏菊海まで続く坂下る


    🚢   野外劇場目路のはるかを船の行く


    🐙   蛸釣舟手に届きさう小豆島 

    

    🍀   苜蓿待ち人駆けて来るが見ゆ


頭の体操、、、、?

笛太鼓小島はぢける秋祭り

名前を失念してしまった。

岡山県の瀬戸内海の島。

どの島もよく似ている。

港を中心に開け、家は山に向かって上に上にと建っている。

海は好きだ。島も好きだ。

おとずれるには、良いところだけれど、住むには不便だ。

今日は二枚の写真から、頭の体操に励む。


   🎣   秋祭爺様派手に法螺を吹く


   🎣   明け放つ祭りの座敷秋日濃し


   🎣   秋の浜子供神輿が出番待つ


   🎣   島さびし成るにまかせし柿熟るる


   🎣   秋の汐連絡船に灯が入りぬ


   🎣   医療船の張り紙秋の小港


   🎣   はらからの島に集い来秋祭


   🎣   路地から路地神輿練りゆく秋祭


   🎣   段畑に名残りの南瓜ありにけり


           🎲   柿たわわ人よりも墓多き島


報告俳句は、思いだしながらいくらでも作れる。心と発見がない。

この時期俳句は休んでいたので、これが良かったのかも。今になれば。

あまりにも、月並、類想、頭の体操は、、、、、、

気合いを入れて、こころを詠む稽古を。!

白石島だったかな?

この🚢で島をおとずれたのか?

秋の祭りは、島一番の行事なのか。

盛大に行われていた。

私は島めぐりの一日旅に参加。


ベランダに猫中心の生活かな 

朝から な子 がご機嫌です。

ベランダで根づいた花を玄関の階段に運びました。

裏 表 と行き来している母さまの後を追って、うろうろとしています。


今朝は 「朝曇」です。

朝曇は、単に朝が曇っているのではない。

俳句をやっている人でも、間違った使い方をしている人がおる。

「旱の朝曇」などと云い、炎暑が激しくなる日の朝は、靄がかかって曇ったような空であることが多い。

昼から、暑くなる日のこと。予感がすることと解釈をしている。

ま、使うには、少し早いかな~。「晩夏」の季語になっているから。


   👖   貸し菜園に人が出てゐる朝曇


   👕   味噌汁はいつも豆腐よ朝曇


   👚   朝曇三回目回す洗濯機


   👖   五月尽悪いやつほど厚い面(つら)

          (舛添のこと。)

   ⛅   ぴたり止む隣家の声や朝曇  


   🎐   釣忍この家に吊られ十年が


な子も引越しに付いて来てこの家で十年目。

マンションで 慎ちゃんがおられなくなり、この家に。

さみしいな~。慎ちゃんいなくなって。




老猫の野太き声や簾吊る

猫ちゃんのアップリケをした、小さな袋。

猫ちゃんはポケットにアップリケをしていて、ここに筆記用具が入ります。

バス旅行の時など、休憩の時スマホを入れてバスから降りて用事をすませます。

夫の着なくなった ワイシャツの丈夫な生地を繋いで、一メートル四方の、敷物を作りました。

ベランダにも敷けて惜しげなく使用中。

その上え写真を撮りました。


な子はお昼寝中です。

この頃、反抗期の な子。

先日、マンマちょうだいとおねだりするのに、すぐにあげませんでした。

すると、な子、な子と呼んでも、知らんぷり。

抱こうとすると、手を払いのけて、どこかへ行ってしまいました。

な子に触れると、手をぶるぶるとして、拒絶反応をします。

ほんとかな~。

反抗しているのかな~。

とかく利口で、ずるがしこい な子に使用人扱いされています。