よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

   花八つ手

     

     
     🐇     小屋で犬寝てばかりをり花八つ手


 殿 と散歩の途中のとある家。
玄関の前に大きい犬小屋があり、小屋の中では黒いレトリバーがいつも寝ている。
門の前に近づき犬を覗き込む 殿。
殿 が亡くなって久しぶりにその家の前を通りかかると、小屋はあるが、中に犬はいなかった。
今年も花八つ手は咲いている。八つ手の花は寂しいおとなしい花である。