よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

返り花


小春日和のぱかぽか陽気にさそわれて咲く季節外れの花のこと。
「花」といえば、桜の花をさすように、ただ「返り花。帰り花」といえば、桜の返り花のこと。
帰咲 狂咲 狂花 忘咲 忘花 二度咲  も、、、、。


    ☆    返り花咲けば小さな山のこゑ    飯田龍太


>「日本の歳時記より」
還り花は山のささやき。


栗林公園に咲いていた躑躅の返り咲き。
敷き松葉をされて大切に手入れをされている。
あちこちを散策をするが、一番多いのが躑躅の返り花である。


下のたんぽぽの花も良く見かける帰り花である。
これは、峯山公園に咲いていたたんぽぽ。


   💌    返り花地鳴きの鳥のゐるらしき


   💌    狂ひ咲くたんぽぽ埴輪の兵士ゐて


   💌    返り花真青な空に映ゆる千木


   💌    探鳥会狂ひ咲く躑躅ありにけり


これが結社の投句にはおよばない作。季語が動き、見たままの説明と解っているから。
ストレスがたまる。実力が無いことに。