よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

    芒原

                        


                   🐇      分け入つて空と芒とわたしかな


 二十年も前に詠んだ句。
自分を振り返ってみると、可も無し不可も無し、平凡な人生であった。
鬱かしら、このまま、いつ死んでも良いという、なげやりな感が昨夜はあった。
鬱は怖くもあり、死が怖くない感情になったり便利な病だと単純に思った次第。


 胸が痛い、足が痛い、目が悪い、金欠病、鬱にもなるさ。


深い青空、右も左も薄の原で自分が何と小さな存在かと思い知らされた時に詠んだ。
それだけは確と記憶の底にある。