よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

    秋の虹

 


       🐇     帰心矢のごと秋の虹立ちにけり


 秋の暮れはいうまでもなく淋しい。
遊山をして楽しかったはずであるが、ふと家で待っている家族の事を想う時はことさら灯も恋しいし。


 最近は、野良猫が、玄関まできて待っている。
お腹がすいたら来て、満腹になるとどこかへ帰って行く猫であるが、頼られて待ってくれていると思うとなんだかうれしい。