甘い
(寺山の詩集が、どこかへかくれんぼをしている)
🐇 梅雨傘と寺山修司汽車西へ
(1994年)
古い俳誌をめくっていると、この句が「注目秀句欄」に載っていた。
今の師になり、似た感じの句を詠んで投稿をしたことがあった。
(ヘッセ小脇に、、、、)なぞと句を作った。
最後の選評の言葉の中に 甘い元来の題材を安易に句にしている、、、。
という言葉があった。私の事だと ピーンと 思い至った。
寺山修司もヘッセもリルケも句には詠まないし、(詠んで悪いとは限らない)安易な題材を選び季語は適当に引っ張って来ることこそやらないが、俳句は難しい。
これと良く似たことを今も繰り返している。甘い、甘い。
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