よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

     棗の木

              

                   (山蕗)


       🐇     しんがりに庭の棗の芽吹きけり


  昭和61年の句。
俳句を始めたばかりの頃。
ホトトギス系の地方誌ではじめて俳誌に載った?


夫の実家の庭に植えていた棗の木。
実は林檎に似たほんにほんに小さいのが成る。
実家は失ったが、句が残って、まな裏にあの家の景が甦る。