よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

       朴の花

         


     🐇     朴の花分水嶺の霧迅し


信州の旅の途中、朴の花が咲いていた。
ミルク色の霧が沸き、近くの朴の木も、今まで見えていた信州の高い山々の峰も忽ち包んでしまった。


絵葉書俳句と云われようが、旅の想い出は一句にすればいつまでも心に残る。