セ・ラヴィ
🐇 まひるまの葉づれのさみし花楝
今は俳誌が届くと、後ろのページから開く癖がついている。
昭和63年のある俳誌が出てきた。
いつものように後ろからページを開いた。
私の名前は見当たらない。
それが、普通の投句欄では、ページをめくってゆくうちに、5句投句で4句選に。
同人欄では、「楝、、、」この句が表紙の裏の15句欄に載っていた。
私のような者を、指導の先生方が何人か大変に目をかけて、育てて下さっていた。
そんな頃もあったのか?少し淋しいか?
やせ我慢じゃなく、 「セ・ラヴィ」
この頃の仲間は主宰を張っている方が何人も。
私が俳句から遠ざかっている間に研鑽を積んだのである。
後悔はしない。再出発をやって、本当の自分が見えた、確認をした。
とても、俳人などとは名乗れない、俳句愛好者で人生を楽しんでいる。
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