よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

     蓮田

       

 兜太さんがお亡くなりになった。
俳句界の長老の死を悼む記事が沢山載せられている。影響力のあった大きな人であった。


       🐇    鐘の鳴る蓮田は海抜零地帯


 昔、勤めていた会社の組合新聞(組合員24万人の全電通新聞)の俳句欄の選者が兜太氏だった。
伝統俳句、現代俳句、俳句を系統だてて学ぶこともせぬ、作句が楽しく投句をやっていた時期。
選に、ひっかかるのが楽しく、職場に届く郵政関係の新聞に片っ端から投句をしていた。
土井たか子さんが社会党の党首の華やかな時代の頃だ。
その頃の句はみんな忘れた。この句は憶えている。
一番札所 霊山寺 近郊を詠んだ。


 安らかにお眠り下さい。ご冥福をお祈りいたします。