よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

  桜東風

            


    🐇    桜東風蝋涙声をたてたるよ


 もう少しすると海辺にあるログハウスも親子連れで賑わうだろう。
 もう少しすると桜東風が吹くだろう。


どのような場所で、いつ詠んだかも定かでない。平成三年の句。
蝋燭が燃えるとき、ちりちりと音がする?
蝋涙が溜まってゆくとき出した音が泣き声に聞こえた。
とある著名な俳人が選をしてくれていたのが今頃、ひょこっと思い出したように出てきた。
 今の師だと、ちらっと見て X点、、、 そう没だ。
比喩が可笑しいか?