よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

   まほろば がぴったりの大和

          


     🐇    どこからも冬の二上酒にせむ


     🐇    山の辺の道剪定のあそこここ


 正月風景の奈良を歩いた。
大和の二上山(にじょうざん)は、奈良県葛城市と大阪府南河内郡太子町にまたがる山。かつては大和言葉による読みで「ふたかみやま」と呼ばれた。


               

       (大三輪神社の初詣で風景)


 ご祭神の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)がお山に鎮まるために、古来本殿は設けずに拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという原初の神祀りの様を伝える我が国最古の神社。
奈良に住む俳句の友人に連れられて、あちこちと案内をしてもらった。


    🐇     国中に井戸掘つてゐる七日かな


    🐇     寒あやめ背山いちにち曇りたる


 それも十年ひと昔前の事。
みんな、それなりに俳句も頑張っているみたいだ。
時々、パソコンの検索にかかったり、総合俳誌で毎月、大活躍をしている。


 そして中堅の結社の主宰になり、総合俳誌の選者にもなっている人も。
久ぶりに俳句を再開をして、彼等の活躍を目にして驚きと頑張りましたね~と心から喝采を贈る。