よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

   芙蓉

         


         🐢     芙蓉咲くたらちねいつもちびた下駄


 母も夫の母(姑)も一生を着物姿でおくった。
 子供にはちゃんとした格好をさせても、いつも下駄は草履のように 歯 が無くなるまで履いていた。


 母を思う度 白い割烹着姿がいつも目にうかぶ。白い芙蓉のように清々しかった。