子供にも解る句
🐢 口中に記憶の生るる砂糖黍
@記憶生るる。「あるる」、という読み方は俳人にしかわからない。できるだけ避ける。
今回 特選に入った句。
しかし 先生の @の入ったご指摘。
いつも、平明で易しい句を作れとおっしゃる。
この「生るる」こそ、レトリックめいた、技巧といえばオオバーかも知れないけれど、そういった意味のご指摘だと気が付いた。
(砂糖黍から三本糖を作る道具)
お隣の町にある 和三盆糖を作っている工場を訪ねた。
工場の裏手に 砂糖黍畑があり、子供の時の記憶が色々と甦った。
吟行は良い。やはり吟行に出かけなくては出逢いが生まれない。
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