よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

麦の秋

  



      

     ☆    黒い穂もなまめき立てり麦の秋    小林一茶


>麦の秋、竹の秋 このような俳諧味のある季語は 作っていて楽しいし又郷愁を感じる季語でもある。
麦秋(ばくしゅう)と発すると 原節子 の古い映画を思い出す人も多いのではないかしら。
うす緑の麦畑にポツン ポツンと黒い穂が見える。
なまめいて見えるというのは色彩感覚として解る気もするそんな一茶の句である。


    🐢    麦笛のはなし黒穂を見ぬはなし