躑躅
☆ 死ぬものは死にゆく躑躅燃えてをり 臼田亜波
> 人生を達観した作者か?
躑躅のこの文字から髑髏なるものをイメージした。
並べて見てみるとほどほどの似ている。
この朱色のつつじは最近では余り見かけなくなった。五月、つつじも交配された新しい品種が出て来て盆栽や庭を飾っている。
自然淘汰されてゆくのが人間世界でも植物の世界でも同じ。
とみに体力な無くなった私は、この句がぐっと心に訴えてくる。
燃え切ろうとした最後の色、そう有終の美を感じとれる。
🎏 良く吠える番犬つつじ咲く山家
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