よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

春寒

   


   🌺    春寒や病みて仔猫のやうな母


   🌺    病む母に似しお遍路と見送りぬ


   🌺    菜の花や母に逢ひたく汽車に乗る


母の命日が近い。
ずいぶんと昔に亡くなった母であるが、時につけ折りにつけ偲ぶことがある。
よく夢に見る。
母は亡くなったことを理解している夢、
「夢だとわかっていますよ母さん、でも目よ覚めないで、このままで、、、」
と思いつつ目覚める。


古い句日記が出てきた。
母は永遠だ。