よひらひらひら

自分だけの句を日記代わりに。

   冬近し

                 


     🐇    石蕗の根をえぐつてゆけり秋出水


     🐇    木枯や空見ることを亡じをり


     🐇    対岸の焚火の赫し宵の星


     🐇    季寄せには無き稽古花冬近し


 25年も昔の俳誌に載っていた句。
今より言葉を知っているように思える。
今の私が、老いにさしかかり、だんだんと語彙不足になっているようである。