牡丹
☆ ぼうたんの茎しなやかに花支ふ 加藤耕子
> 花が女で茎が男性か。
花が男性ということはあり得ない。
ボタン科ボタン属の落葉低木の花。鑑賞用に世界中で栽培されている。
花王。花神。富貴花などと、いずれの名も花の中の花であるとの異名をほしいままにしている。
大輪の花を支えている茎。風が吹けば風の力を自然体でやりすごし、しずかに揺れている。
茎も花を支えるには相応しく太い。
妻である花を縁の下の力持ちの夫が茎のようだと鑑賞をした。まるで仲の良い夫婦ではないかなぞと。
🐢 白日の牡丹少し疲れをり
🐇 牡丹の蘂蠢ひてをりにけり
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